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Faculty of Agriculture

農学部

食文化・地域文化研究室

食料農業システム学科

食文化・地域文化研究室

食と衣を「文化」から考える

落合ゼミでは、人びとの生活に必要な衣食住のうち、食(食材、食品、料理など)と衣(布、染料、衣服など)をおもにとりあげ、 その生産や流通、消費に関わる「ひと・もの・こと」の文化的側面について勉強しています。ゼミ生は1)生活や社会の中から問いを見いだす、2)文献調査やフィールドワークによって資料を収集する、3)その成果について分析や考察をおこなう、4)ディスカッションを通じて意見をまとめ、結論を導く、といった一連のプロセスを実践していきます。これをもとに、自分の考えを論理的にまとめ、文章やプレゼンテーションによって他者に伝えるための知識やスキルを身につけます。

また、全員参加型フィールドワークや選択参加型フィールドワークの機会を設定し、ゼミ生が地域の企業や飲食店、ミュージアムなどで観察や聞き取り、実食などをおこない、その体験を言語化するとりくみを進めています(写真右上、右下)。

所属学生研究テーマ・分野(例)

  • 日本におけるトチの実の食文化-自家消費と商品化をめぐって-
  • 外来の食品はどのようにして家庭に取り入れられてきたのか−パンを例に-
  • 韓国の食文化における汁物料理の重要性
  • 琵琶湖域におけるビワマスの漁業と食文化―その継承と展開―
  • 日本における茶の変容―継承される文化と拡大する消費―
  • 「沖縄料理店」における地方料理の商品化−沖縄県那覇市を例に
  • 食具の歴史―その成立、分離、併用について―
  • ベニバナと食用色素「紅」の生産・流通・消費−江戸時代から現在まで−

指導教員

落合雪野 ゼミ
指導教員名
落合 雪野(おちあい ゆきの) 教授
専門分野
民族植物学、東南アジア研究
キーワード
有用植物、生態資源、食文化、農耕文化、染織文化、東南アジア
主な担当講義
比較食文化論、比較地域文化論
その他
平成25年度 松下幸之助花の万博記念奨励賞受賞

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