「生産」「加工」「消費」「再生」に至る一連の流れを「食の循環」とし、それぞれのプロセスを幅広く学修できるように、低学年次に学科間の垣根を越え「食」や「農」に関係する基礎科目を履修します。
大学1年次から「食」や「農」の学びを実際に体験できる全員必修の実習を用意。学科の枠を越えてグループを構成し、作付け、栽培、収穫、加工、販売、消費、廃棄物の再利用に至る「食」に関わる一連のサイクルを体験します。
人が生きていく上で不可欠な「食」とそれを支える「農」に関する様々な問題に対して、仏教の思想や倫理観、社会的正義という観点を盛り込んだ本学独自の授業を展開します。
教員同士のパネルディスカッションや学生との意見交換など積極的な議論を行います。
「食」や「農」に関わる問題は、1つの国だけの問題ではなく他国と密接に関係しています。地球規模で、物事を捉える力を養うため、「海外農業体験実習」を展開し、海外の農業関連施設や農業現場、食品工場の見学等、様々なプログラムを予定しています。
京都府、滋賀県という地の利を活かし、滋賀県で活動をする農業生産法人や農林水産漁業組合、農業関連企業へのインターンシップで地域農業を肌で感じ、学修した専門知識を実社会で発揮する方法を学びます。実験室や大学の農地の実習にとどまらない、農業の「現場」の感覚を養います。