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Faculty of Agriculture

農学部
野菜を救うため、線虫の謎を追う。

未知を探究する楽しさが、
いつも学びの原動力に。

資源生物科学科4年生
タキイ種苗株式会社 内定
林 采香さん
兵庫県立西宮高校出身
実家はどちらかと言えば都会で、幼い頃は自然に触れる機会は、多くありませんでした。そんな私の転機となったのが小学校5年生の時に行った森林学校。豊かな自然のあちこちに生息する生物や植物と触れあうことがすごく新鮮で、刺激的だったのです。それから自然に触れるアウトドアなことにも興味を持ち始め、中学、高校とあがるにつれて、社会よりも理科、理科の中でも特に生物が好きになり、そして大学で学ぶなら農学がいいと絞られていきました。
入学してから特に興味を持ったのは1年時の「線虫学」で知った「線虫」でした。線虫は植物の根に付き、奇形の原因にもなる害虫です。しかし、害虫としての線虫の研究は進んでおらず、専門の研究室は全国でも数カ所。そんな未知なる線虫に興味が湧き、せっかく取り組むのだったら誰も研究していないことがしたいと、線虫のプロフェッショナルである岩堀研究室で学ぶことにしました。どんな小さなテーマでも、自分が一番になれる。そんな好奇心からすっかり今では線虫の研究に夢中です。

4年間の研究成果を活かして、
新たな品種の開発を。

4月からは種苗を扱うタキイ種苗株式会社に技術職として入社する予定です。選んだ理由は、私が大学で研究してきた線虫を品種改良に活かすことができるからです。もともと岩堀研究室ではタキイ種苗の研究員の方の話を聞く機会をいただいたり、研究施設を見学に行かせていただけたので、どんな会社かイメージもできていました。またエントリーシートの自己PR欄には線虫の研究や授業の話でびっしり埋めて、それを見て「面白いね」と評価していただけたことも決め手になりました。
現在は、残りの学生生活も線虫の研究を進めていきます。国内にある20種類のにんじんを自らの手で育て、そこに線虫を付着させることで、抵抗力をもった品種を探し出し、線虫に強い品種を生み出す手がかりを模索しています。すごく地道な作業が続きますが、結果がどうなるか分からないからこそ楽しいです。どうすればうまくいくか、試行錯誤しながら前へ進んでいく研究を社会に出てからもずっと続けていきたいです。

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