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Faculty of Agriculture

農学部

三柴 啓一郎(植物育種学研究室)

三柴 啓一郎
教員氏名
三柴 啓一郎(みしば けいいちろう) 教授
学位
博士(農学)
学歴
千葉大・院・園芸学
専門分野
遺伝育種科学、応用分子細胞生物学、園芸科学

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バイオテクノロジーを品種開発に役立てる

昔からあるバイオテクノロジー

生物の持つ性質を、私たちの生活に役立てる技術を「バイオテクノロジー」と呼んでいますが、この言葉が生まれる前のはるか昔から人類は身の回りの生物を利用し、改良してきました。20世紀半ばより生物に対する理解が飛躍的に進み、一般的な「バイオテクノロジー」のイメージに近い、遺伝子組換えなどの様々な技術が開発されました。私は、遺伝子組換えやゲノム編集、組織培養などのバイオテクノロジーを活用して、植物が持つ、私たちの生活に役立つ可能性のある働きについての研究を行っています。そして、得られた研究成果を応用することにより、新しい働きを持つ品種の開発につなげることを目指しています。  

様々な植物で遺伝子組換えやゲノム編集技術を活用する

シロイヌナズナやタバコなどの実験植物では、比較的容易に遺伝子組換えやゲノム編集植物を作り出すことが出来ますが、多くの植物種では今でも技術的に難しく、組織培養技術が必要になります。私はこれまでにラベンダーやコチョウラン、シンビジウム、リンドウ、レタス、ナスなどの様々な園芸植物で遺伝子組換え技術の開発を行ってきた経験を生かして、遺伝子組換えや組織培養が困難な植物種での技術開発を行っています。

  • サトウキビ培養細胞からの植物体再分化
  • アントシアニン色素を蓄積する遺伝子組換えタバコ
【可能な共同研究分野】
遺伝子組換え植物やゲノム編集植物の開発、フローサイトメトリーによる植物の核DNA量測定

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