現在作物や家畜など農業で重要な生物からは、ゲノムや遺伝子をはじめとして多種多様なデータが多量に得られるようになりました。本研究室ではそのようなデータから統計学や機械学習の技術を駆使し、育種(品種改良)や農学に有用な知見を得ることを目的として研究を行っています。また作物の将来の収量を予測し栽培することなく選抜する手法や、10年、50年先にどれぐらい収量が得られるかをシミュレートする研究も行っています。総合演習ではプログラミングや統計学・機械学習の基礎を学び、卒業研究ではそれらを用いたデータ解析・シミュレーションを行います。卒業研究を通じて現代において必須であるデータ・統計・情報に関するセンスを磨き、農学の知識とそれらを併せ持つことを目指します。