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Faculty of Agriculture

農学部

果樹園芸学研究室

農学科

果樹園芸学研究室

『くだもののなる木』と『木になるくだもの』をきわめよう

果樹園芸学研究室では、「くだもののなる『木』」と「その木になる『果実』」を「いのち」と「暮らし方」の仕組みを明らかにすること、および、より良い品質の果実を持続的に生産する技術を開発することを目標に研究を行っています。

当研究室で取り組んでいるのは、『タネのあるくだものからタネを無くする方法の探索』、『樹を疲れさせ過ぎず、楽をさせ過ぎない連年安定生産の技術の開発』、『思い通りの位置に枝を伸ばさせるための樹の叱り方・なだめ方・おだて方の見きわめ』、『効率的に花を咲かせ、咲いた花は落とさず、高品質果実として収穫まで母樹に育てさせるための方法の模索』、『接ぎ木をくっつけ、挿し木から根を出させる技術の錬磨』などの課題です。

実際にやってみると、タネを無くさせることには成功した、しかし、タネがなくなると幼果実のうちに落果してしまい失敗!というようなことがよく起こります。なぜ、落果したのか?何が変化したのか?どうすればそれを回避できるか?知的好奇心をかきたてる技術開発の面白さがここにあります。

所属学生研究テーマ・分野(例)

  • 植物成長調節物質を用いた無核果形成誘導と生理落果防止技術の開発
  • 難発根性果樹の挿し木における発根誘導
  • つる性果樹の新梢成長様式の解明ならびに環境的および化学的手法による枝梢の伸長制御
  • 着果管理に用いる葉数ならびに果実数データの簡易な取得方法の開発

指導教員

尾形 凡生 教授
指導教員名
尾形 凡生(おがた つねお)教授
専門分野
果樹園芸学
キーワード
果樹、生産の効率化、生理活性物質、植物ホルモン、接ぎ木
主な担当講義
果樹園芸学
主要著書・論文
果実の辞典(朝倉書店,2008年)
応用植物科学栽培実習マニュアル(株式会社養賢堂,2000年)
応用植物科学実験(株式会社養賢堂,2000年)

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