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Faculty of Agriculture

農学部

柴 卓也(応用昆虫学研究室)

柴 卓也
教員氏名
柴 卓也(しば たくや) 准教授
学位
博士(農学)
学歴
宇都宮大・院・農学
専門分野
植物保護学
その他
2011年度日本草地学会研究奨励賞

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農作物を加害する害虫にどう対応するか?

作物や野菜、果樹を栽培する場合、病害虫対策は避けては通れません。病害虫対策は、農薬の使用、被害がでにくい品種の利用、天敵の利用、圃場管理など様々な方法を組み合わせて行いますが、そのためには、防除対象の生理・生態・行動、生活環、被害の発生様式などを正しく理解することが重要です。例えば、イネ縞葉枯病は、小型の昆虫であるヒメトビウンカが媒介するウイルスが原因となる、水稲にとって深刻な病害です。そのためヒメトビウンカの防除はもちろん重要ですが、この病害の蔓延はヒメトビウンカや病原ウイルスの有無だけでなく、周辺環境や土地の利用状況、農作物の栽培体系、気象などが時計の歯車のように複雑に噛み合って起こっています。この仕組みを詳細に解明していくと、蔓延の要因となる歯車の一つを少し変化させるだけでも被害を大幅に軽減できることに気が付きます。私は、カメムシ類などの害虫やイネ縞葉枯病のような昆虫媒介性の病害を対象に、野外調査と室内実験、データサイエンスの手法を組み合わせ、そのリスク予測や防除技術を包括的に研究しています。こうした研究を通じて、病害虫防除の新たな戦略を見いだし、未来の農業における病害虫対策の方向性を変える可能性を追求し、持続可能な農業の発展に一役買えればと考えています。

  • ヒメトビウンカとイネ縞葉枯病ヒメトビウンカとイネ縞葉枯病
  • スクミリンゴガイの越冬リスク地図スクミリンゴガイの越冬リスク地図
【可能な共同研究分野】
水稲病害虫の発生時期や発生リスクの予測技術開発など

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