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Faculty of Agriculture

農学部
農業を土台から支える。

自然に心惹かれて
農業の現場へ。

食料農業システム学科 4年生
株式会社百十四銀行 内定
尾藤 瑠星さん
香川県立坂出高校出身
実家は香川県。住宅街ながら、うちの家には小さな畑があり、祖父と祖母がサツマイモを育てていました。子どもの頃はよく近所の子たちとそこで芋掘りをして、交流の場にもなっていました。そんなこともあって、まわりに土や緑がある暮らしに親しみを感じていた気がします。農業とともに経済も学べることに魅力を感じ食料農業システム学科に進学しました。
「システム調査実習」では、JAの直売所で農家の方々と買い物に来られるお客様の両方にヒアリングして、JAが直面している課題について考察しました。人気商品はすぐに完売してしまう状況から、もっと販売経路を増やしてみては、と提案したのですが、そうすると商品価値が落ちてしまうという意見があり、ブランドを守っていく大切さを学びました。また、農学部インターンシップにも参加。一週間で大規模農園、NPO法人の農園、家族経営の農園を訪ね、農作業を体験させていただきました。

将来は、農業融資の面から
地元・香川県の力になりたい。

農業に魅力を感じたものの、農地や機械などゼロから農業をはじめることの難しさとともに資金の重要性に気が付きました。そして、いつか実家のある香川県の役に立ちたいという思いもあり、香川県にある銀行のインターンシップに参加し初めて見る融資の仕事に興味がわきました。そのことをゼミの先生に話したところ、銀行には「農業融資」といって、農家の方を資金面でサポートする部門があることを教えていただきました。さらに銀行のことを知りたくて、香川県に本店がある株式会社百十四銀行のインターンシップにも参加。行員の方の親しみやすい人柄に触れ、この銀行で働きたいと思い、就職活動を経て内定をいただくことができました。多くの経験を積んで地元・香川県に貢献できるよう成長していきたいです。
卒業研究では、地方銀行が農業融資をする際にどんな課題があるのか、その課題をいかにクリアしていくかを追求。これまでに出会った農家の方々の努力や思いを忘れずに、銀行員の立場で農業を支えていきたいです。

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