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Faculty of Agriculture

農学部
人×植物が生み出す進化を支える。

気がつけばいつも、
植物がそばに。

植物生命科学科 4年生
キヤノンITソリューションズ株式会社 内定
畑 雄一朗さん
大阪府立山田高校出身
幼稚園の頃から気がつけば木と山の絵ばかり描いていて、小学校の時に“自分の宝もの”というテーマで発表したときは近所の公園にあるメタセコイアという木を挙げました。不思議と小さい頃から植物に惹かれている自分がいて、大学の専攻を選ぶときも自然と植物に関することにしようと龍谷大学の植物生命科学科を選びました。
もともと興味があった分野でしたが植物と人との歴史は特に面白かったです。例えば、トウモロコシはひとつの穂に果実が何列もぎっしりついています。一方でトウモロコシの原種とされているテオシントの果実は2列だけで細長い形をしていて全く別の植物のようです。このテオシントを人が長い年月をかけて今のトウモロコシに改良していったことに驚かされました。また他の野菜も同様にして作られたということも興味深いです。もともと植物は育てることも好きでしたが、トウモロコシの話のように植物のおもしろさを大学で学べば学ぶほど部屋に植物が増えていき、今ではカーテンが閉まらないほど部屋が植物で埋め尽くされています。

ITを活用して
農業の未来に貢献していく。

ずっと植物に惹かれていて、卒業後も植物に関わる仕事をしようと最初は食品業界を中心に就活をしていました。ただ、様々な企業の説明会に足を運ぶ中でIT関係の会社に出会い、直接的に食品や植物に関わるのではなく、それらに携わる人を支えることも面白そうだと思うように。そんな風に思えるようになったきっかけはサークルの影響が大きかったです。入学後、一期生の仲間で農業に関するサークルを立ち上げました。そして作物作りを通して色んな人と出会えたことが大きな刺激になりました。農家の方、地域の方、企業の方など農業を取り巻く様々な人と出会う中で、もっとこんな人たちと出会いたい。そして、こういう人たちを支えることができるようになれればと考えるようになりました。就職先であるキヤノンITソリューションズではSE職として働く予定です。もちろんプログラミングやシステムの知識は専門外で、現在資格を取得するために勉強をしています。今後ますます社会に広がっていくITの分野と4年間培った植物の知識を活かして、これからの農業を支えられていけたらいいなと思います。

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