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Faculty of Agriculture

農学部
安心安全な食を、家庭に。宇宙に。

きっかけは宇宙。
水耕栽培との出会い。

資源生物科学科 4年生(植物栄養学研究室)
株式会社ニチレイフーズ 内定
左近 彩希さん
京都府立山城高等学校出身
子どものころから宇宙に興味があって、特に深い知識があるわけではないのですが本やプラネタリウムで宇宙や星を見るのが好きでした。転機になったのは一本の映画。火星で農業をする内容に、すごく興味を持ちました。そこから農学部に目を向けて、植物工場や水耕栽培など、宇宙農業に向けての基礎実験を行っている龍谷大学の資源生物科学科に入学を決めました。
現在は卒業研究としてプラズマ処理水を応用した水耕栽培の研究をしています。プラズマを機械により発生させて、水中にかけることで栄養素になる肥料を含んだ水となり、水耕栽培が可能になります。いまはそれを使ってリーフレタスや水菜がどのように育つかを研究しています。いままで一つのことをとことん追求していくことは好きでしたが、前例がない研究のため、自分の頭で考えることが重要。頭を悩ませることも多いですが、その分うまく種が発芽したり、育った姿をみたときの達成感は何倍も感じることができます。

安心安全な食を
私の手で守っていきたい。

4月からは株式会社ニチレイフーズの生産管理職として働きます。この会社に惹かれたのはおいしさだけでなく、安心安全を追求している企業だったからです。以前に家族が病気になった時に自分が病気をした以上に心配になったことがありました。その経験から「安心安全な食品を食べることで健康に過ごす」ということが私の中でとても重要でした。ニチレイフーズのインターンシップに参加したときに品質保証部の業務内容を知り、そんな安心安全への想いを実際に感じることができたことも入社の決め手になりました。
ニチレイフーズの扱う商品は主に冷凍食品ですが、いつかは宇宙食として採用される可能性もあるのではないかと考えています。大学で身に付けた自分の頭で考える力を活かして、将来的には品質保証部に所属し、品質管理を自分のやり方で改善したいです。そして、いつかはいろんな家庭、宇宙にまで安心安全な食を届けることができればいいなと思います。

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