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Faculty of Agriculture

農学部
病院食に、思いやりを。

きっかけは自分の好きなことで
両親の役に立ちたかったから。

食品栄養学科 4年生(応用生化学研究室)
日清医療食品株式会社 内定
冨永 海美さん
大阪府立千里高等学校出身
高校時代はもともと国際文化科でずっと英語を中心に勉強してきました。ただ将来を考えた時に「自分の好きなことを仕事にしたい」という思いから2年生の時に理系へ。食べることが好きで、栄養のことを勉強することで両親の役にも立ちたいという思いから食品栄養学科に入学を決めました。
食品栄養学科での勉強で驚いたことは、食品の栄養だけでなく、例えば人体の構造や病気について、さらには公衆衛生などの法律のことも幅広く学べることでした。また授業では何度も調理学実習があるのですが、実は入学当初は卵焼きも作れないほどでした。それが入学とともに一人暮らしを始めたこともあって、授業で学びながらどんどんと上達。先日、実家で両親のために大学で学んだ知識や技術を生かして食事を作り「毎日これだったいいのに」と言ってもらえた時は、少しは両親の役に立てているのかなと感じることができました。

遠回りすることが、
理想の管理栄養士への近道に。

将来は管理栄養士として病院での勤務を目指しています。そのために、この春からは病院食を作る日清医療食品株式会社に勤務します。管理栄養士は患者様のために調理する側ではなく、どんな調理をすればいいかを指示する立場。そのためには、まずはどう作るかを知らなければ指示はできないという思いから、日清医療食品株式会社を選びました。そう思えたのは在学時に行った病院実習での経験からです。実際に病院食の調理の体験、病院での管理栄養士の方との実務見学の両方を見たこと、そして何より患者様と真摯に向き合う管理栄養士の方の姿を見て、「患者様のためにできるベスト」が私にとって調理から学ぶことだと考えました。
現在は管理栄養士の資格をとるために、勉強中です。龍谷大学では1年生から管理栄養士国家資格取得に向けて全面的なサポートがあります。この4年間の努力を実らせ、相手の気持ちに寄り添って指導できるような管理栄養士を目指していきたいです。

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