私はお茶の産地、宇治田原出身。小学校では学びの一環としてお茶摘みを体験し、中学校ではお抹茶を点てるなど、お茶の文化に触れてきました。そんな環境からお茶に興味がわいて園芸科のある高校へ進学。そこで茶業を専攻して学ぶうちに農業の歴史や文化に関心が高まりました。大学進学は予定していなかったのですが、龍谷大学に農学部が新設されると聞いて、オープンキャンパスに参加。農学部というと理系なイメージでしたが、食料農業システム学科は経済や文化、歴史的な面から農業を学べると聞いて、これこそが私が学びたいことだと感じて入学しました。