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Faculty of Agriculture

農学部
大好きな化粧品の魅力を伝えていきたい。

生物・植物への好奇心
が刺激される日々。

植物生命科学科 4年生
株式会社コーセー 内定
奥田 彩乃さん
京都府立山城高等学校出身
高校生のときに生物の授業がとてもおもしろいと感じ、大学で生物・植物系をもっと深く学びたいと思うようになりました。龍谷大学の農学部へはオープンキャンパスで訪れ、先生方のお話やキャンパスの雰囲気に惹かれて入学を決めました。
理系の学部なので座学や研究が中心の学びになるのかなと想像していたのですが、実際に入学してみると学外で実習や演習する機会も豊富です。中でも印象に残っているのが、製薬会社が保有・栽培しておられる薬用植物園を見学したときのこと。通常は一般公開されていない園とのことで、毒性のある植物や食虫植物などを見ることができたのは貴重な体験でした。
また、応用微生物学を専門分野とする島純先生の授業で、「『微生物』というものが発見されるよりずっと昔から、人間は微生物の働きによってできる『お酒』を作っていたとされる痕跡があり、人間と微生物は深く関わってきた」ということを知り、もっと微生物を研究したいと考えて島先生の研究室に所属しました。

研究で培われた根気強さを力に、
誰からも親しまれる接客に努めたい。

3年次には就職を見据えて、いくつかの企業のインターンシップに参加。研究職も検討しましたが、一方で大学生になって始めたドラッグストアでのアルバイトにやりがいを感じていたことから接客業を志すようになりました。アルバイト先の化粧品コーナーで楽しそうに化粧品を選ぶお客様に接し、また私自身も化粧品売り場であれこれ商品を選ぶ時間が大好きなこともあり、接客業の中でも化粧品会社を志望。株式会社コーセーから内定をいただくことができました。これまで研究してきたこととは異なる分野ではありますが、研究を通して培われた地道に努力する姿勢や根気強さはどんな仕事にも必要とされるものだと思うので、この4年間を糧にして、親しまれる接客に努めます。
卒業研究は島先生に「化粧品に関連する内容にしたい」と相談して、「オイル美容」などの言葉もあることから、油に着目しました。バイオマスから油脂を生産する新種の酵母があるので、そこから油脂を効率よく抽出する手段や利用方法について研究を進め、化粧品と関連づけて論文にまとめたいと思います。

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