食料自給率の向上
食料は、我々が生きていくためには欠かすことのできないものです。その食料ですが日本の食料自給率は、先進諸国と比べて最低水準(38%:令和3年度)にあります。将来、さまざまな社会や環境の変化、災害・インシデントなどがあっても安心して生活できるように対策を講じる必要があります。そのための「食」と「農」の現状をしっかりと把握し、とるべき政策を研究しています。経済学的にいうと、需要面では日本型食生活を進めるため主食である米を中心として、畜産物や果実などバランスよく加わった健康的な食生活への改善見直しあり、供給面では限られた農地の生産性を向上させる研究を進めています。