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Faculty of Agriculture

農学部

環境生理学研究室

生命科学科

環境生理学研究室 タマネギ表皮細胞に一過的に発現させた温度感受性タンパク質GFPの蛍光画像

「揺れる」環境に応答する仕組みを解明する

実験環境下では「一定」な条件で植物を育てます。一方で野外では、環境要素は常に浮動しています。例えば、光の量は、「雲」や太陽光を遮る「被隠物」のために分単位で激しく変動します。しかし、実験室内で、太陽光のような高光量を達成し、しかもそれを変動させる状況を再現することはとても難しく、これまでにこうした浮動に着目した研究は十分にはなされてきていません。

私の研究室では、こうした「浮動する環境下」で植物がどのように振る舞い対応しようとしているのかについて、分子レベルで明らかにすることを目指しています。植物がどのように「浮動する環境」を感知するのか、どのようにシグナルとして細胞内に伝え応答しようとするのか、という「感知」と「応答」という現象を考えてみても、どのようなタンパク質がそれぞれに関与するのか、感知や応答する能力を欠いた植物にはどのような不利が生育に生じるのかなど、疑問は尽きません。

最近では、夏の強雑草が、光量変動に巧みに応答する能力を発達させていることを見出しました。」に続いて、「最近では、夏の強雑草が光量変動に巧みに応答する能力を発達させていることを見出したほか、温度を感じる仕組みについても関係するタンパク質を見つけました。

所属学生研究テーマ・分野(例)

  • 光量変動に応答するC4植物の光合成調節機構

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指導教員

古本強 研究室
指導教員名
古本 強(ふるもと つよし) 教授
専門分野
植物生理学、生化学、分子生物学
キーワード
雑草制御、タンパク質活性測定、顕微鏡観察、環境応答
主な担当講義
植物生理・生化学Ⅰ、Ⅱ
その他
広島大学学長表彰(2011年)
Webサイト
https://tsuyofuru.wordpress.com

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