- 教員氏名
- 吉村 征洋(よしむら まさひろ) 准教授
- 学位
- 博士(文学)
- 学歴
- 関西大・院・文学
- 専門分野
- ヨーロッパ文学、外国語教育
シェイクスピアは舞台で上演するための劇作品を数多く執筆しました。はじめは16世紀イングランドの劇場で作品が上演されていましたが、およそ450年以上経った今でも、イギリスをはじめ世界中の劇場(もちろん日本でも)で上演されています。シェイクスピア作品は舞台で上演されるだけにとどまりません。映画、ドラマ、絵本、漫画など、劇作品から様々な媒体へと形を変えて、21世紀においても、その輝きを失うことなく私たちを魅了しています。劇作品から変容しても、なぜシェイクスピア作品の魅力は色褪せないのかについて研究しています。
私にはもう一つ研究していることがあります。それは英語教育研究です。その中でも特に関心があるのが協同学習です。ペア・グループワークを取り入れた学習者主体の授業が近年増加していますが、現実的には学習者全員が授業において、主体的でアクティブにペア・グループワークを行えるわけではありません。学習者の中には、ペアやグループでの活動が嫌いな人・苦手な人(逆に好きな人・得意な人)もいるはずです。こうした学習者の多様性を踏まえながら、授業でペア・グループワークを効果的に実施するにはどうすれば良いのかを研究しています。