落合ゼミでは、人びとの生活に必要な衣食住のうち、食(食材、食品、料理など)と衣(布、染料、衣服など)をおもにとりあげ、 その生産や流通、消費に関わる「ひと・もの・こと」の文化的側面について勉強しています。ゼミ生は1)生活や社会の中から問いを見いだす、2)文献調査やフィールドワークによって資料を収集する、3)その成果について分析や考察をおこなう、4)ディスカッションを通じて意見をまとめ、結論を導く、といった一連のプロセスを実践していきます。これをもとに、自分の考えを論理的にまとめ、文章やプレゼンテーションによって他者に伝えるための知識やスキルを身につけます。
また、全員参加型フィールドワークや選択参加型フィールドワークの機会を設定し、ゼミ生が地域の企業や飲食店、ミュージアムなどで観察や聞き取り、実食などをおこない、その体験を言語化するとりくみを進めています(写真右上、右下)。