最先端の生命科学の知識と技術を学び、多彩な生命現象を題材とした研究に取り組むことで、「食」を支える「生命のしくみ」を分子レベルで理解し、幅広く応用できる人材を育成します。
※ 2024年度入学生(参考)。
小池 真央佳さん
植物生命科学科※ 4年生(京都府 京都成章高等学校 出身)
ゲノム編集はDNAをもつ生物すべてにつかえる技術であり、病気治療や創薬、食料・環境問題の解決への応用も期待されています。この技術に興味をもったのは、栄養価や日持ちを向上させたトマト、収量が増したイネ、穂発芽しにくい小麦といった実用例を学んだことがきっかけでした。植物体を育てながらの実験は地道な作業の積み重ねで、必ずしも思うような結果が得られるわけではありません。それでも、私の研究目的である「ゲノム編集の効率向上」が実現すれば、農業やバイオテクノロジーの発展に寄与できます。そんな未来を夢見て、こつこつと研究を続けています。
※2023年、「生命科学科」に名称変更