「食」や「農」を支える生産・流通の社会的なしくみを学び、食や農の問題を「社会や経済のしくみの問題」としてとらえ、その解決の糸口を探ります。
※ 2024年度入学生(参考)
木下 彩香さん
食料農業システム学科 4年生(大阪府 大阪夕陽丘学園高等学校 出身)
研究室では、食と農に関する社会問題を解決するプロジェクトを企画する課題が出され、私は有機農業の普及プロジェクトを企画運営しました。有機農産物の生産農家を訪問し、ヒアリングやお手伝いを行いました。最終的には有機農産物の販売とワークショップを開催し、多くの消費者に有機農業の魅力を発信できました。現在は、「エシカル食品(※)のマーケティング戦略」をテーマに、エシカル食品販売店を対象としたフィールドワークを行い、研究に励んでいます。このように、研究活動では実社会との接点をもつことができます。この経験をもとに、将来は謙虚に学ぶ姿勢を忘れず、誰かに選択肢を与えられる人材になりたいです。
※社会や環境に配慮して製造・販売されている食品