龍谷大学大学院農学研究科では、農業機械関連企業等と共創し、⾷とそれを提供する農の2050年におけるあるべき姿に視座を持つグリーン人材の育成を目的として、「持続的食農環境」高度専門人材育成プログラムを展開しています。
変動する地球環境下における、循環型の⾷農環境を担保するための農業⽣産技術の構築、持続的な農業⽣産を基盤とした安全な⾷の提供、⾷品ロスを軽減するためのリサイクル、リユース概念の醸成、農耕地からの温室効果ガス排出削減、地域における⾷⽂化の継承、カーボンニュートラルのアジアへの展開など、⾷農科学分野とその関連領域における多様な課題を俯瞰し、⼀⽅で具体な解決策を提案できる⾼度な専⾨⼈材を育成することを目的としています。
気候変動
人口増加
化学肥料の高騰
自然災害の多発
地政学的変化
担い手不足

農作物の「⽣産」と6次産業化を推進する「加⼯」の分野において、デジタルマインド・スキルを活⽤して、低炭素社会の実現を視野にいれた「環境保全」に⽴脚した「作物⽣産」と「⾷品加⼯」の領域を実際に担える⼈材、それらの技術基盤を構築する⼈材、これらデジタル化の技術や考え⽅を地域社会や産業界に広く普及できる⼈材を養成していきます。
2025年度以降入学の修士課程の学生を対象として以下のプログラム科目を提供しています。
本学大学院農学研究科食農科学専攻では3つのモデル(農業生産科学モデル、地域社会農学モデル、食品栄養科学モデル)を提示していますが、このプログラムでは、3コースいずれの学生も履修できるように各学問分野に共通する内容を教示しています。
短期海外留学、国内試験研究機関における研究遂行支援の実施・⼤学院国内外研修の⽀援を想定しています。
当該プログラムを修了した学生に対して、オープンバッジを授与します。
持続的食農環境科学特論およびグリーンチャレンジ演習Aでは、本学付属牧農場に加えて京滋地区の農業生産者や試験研究機関を訪問して、農業生産や循環型社会についての課題を探ります。後期開講のグリーンチャレンジ演習Bでは、収量調査ならびに調整、加工を行い、収穫残渣を活用した堆肥作りにもチャレンジし、食の循環について学びを深めています。
耕耘、施肥、土壌化学性の調査後にラッカセイとエダマメ(ダイズ)を播種
水田におけるチャンバー法によるメタン排出量の評価試験の様子
京都府木津川市の生産者(静川氏)圃場におけるのラッカセイの定植
滋賀県農業技術振興センターの視察として温室効果ガス排出に関する講義と視察
近江園田ふぁーむを訪問。食品残渣堆肥を活用した循環型の水稲生産について
龍大農学部卒業生の竹林聡史氏が経営する守山びわっこ農園を訪問。イチゴとトマトのハウス栽培について視察