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アグリDX 人材育成事業

産業界等との連携

2050年における「食と農」のあり方に関する農林水産省の「みどりの食料システム戦略」や、政府による「2050年に脱炭素社会の実現をめざす」ことの宣言(2020年10月)では、人類が生存する上で解決すべき多くの課題を示しています。

また、農学部と先端理工学部が位置する滋賀県は「滋賀県低炭素社会づくり推進計画」を策定し、環境にやさしい地域づくりを目指しています。しかしながら、「食」を担う農作物の生産と加工の領域においては、滋賀県だけでなく日本全国で栽培管理や加工過程のDX化や農耕地からの温暖化ガス排出や炭素貯留の数値化は極めて立ち遅れている状況にあります。

そこで、デジタルデータを取得、活用することでこれらの栽培管理手法や農耕地保全技術を進化させ、さらにはそこで得られた農作物の加工販売による6次産業化の可能性を示すとともに、食と農に関わる領域における脱炭素社会の実現に向けた技術を明示します。

これにより、デジタルマインド・スキルを持った個人農業者や生産法人及びその指導者を育むことができ、結果的に農業をより進化した産業へと進展させることができます。本取組は、滋賀県をはじめ全国の各地域が抱える農業分野の課題解決と地域活性化を誘導し、地方創生に貢献することが期待されています。

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