Message

記念メッセージ

これまで龍谷大学農学部、農学研究科に関わっていただいたステークホルダーの皆様に
周年記念のメッセージをお寄せいただきました。

  • 三日月 大造

    滋賀県 知事

    三日月 大造

    Mikazuki Taizo


    「食」と「農」の未来を創造されていることに感謝申し上げます
     

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    三日月 大造

    滋賀県 知事

    三日月 大造

    Mikazuki Taizo


    「食」と「農」の未来を創造されていることに感謝申し上げます

    この度は、龍谷大学農学部・農学研究科が輝かしい節目の年を迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。
    開設以来、農業や環境など、様々な面で連携させていただき、本県の発展に多大なる御貢献をいただいております。今日まで貴学部・貴学科を支え、発展させてこられた皆様方に敬意を表するとともに、厚く感謝申し上げます。
    今、「食」と、それをつくる力である「農」は、ますます尊く、重要性を増しています。滋賀をフィールドに、「食」と「農」に関する課題に正面から向き合い、未来につなぐ人材を育成されていることを大変心強く思います。
    私自身も、2019年度から客員教授としてお招きいただき、次代を担う学生の皆さんとの対話を通じて、学びを深めてきたところです。
    本県としましても、貴学部・貴学科との連携をより一層深め、持続可能な社会に向けて共に歩みを進めてまいりたいと存じます。今後も、変わらぬお力添えをお願いするとともに、ますますの御活躍を心からお祈り申し上げます。

  • 安藤 徹

    龍谷大学 学長

    安藤 徹

    Ando Toru


    今も沖には未来あり
     
     

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    安藤 徹

    龍谷大学 学長

    安藤 徹

    Ando Toru


    今も沖には未来あり

    龍谷大学農学部創設10周年、そして農学研究科創設7周年を心よりお祝い申しあげます。
    農学部・農学研究科は、「いのち」の根幹に関わる「食」と「農」の諸課題に真摯に向き合い、農学の視点から地球と人類の未来のために貢献できる人間の育成に取り組んでこられました。その成果は、多くの卒業生・修了生が就農をはじめ、食品・農業関連も含めた各種企業、自治体、医療機関など多様な分野で活躍されている姿としてすでに現われています。不亦説乎(また説〔よろこ〕ばしからずや)。
    いま、地球環境の悪化を食い止め、改善を図りつつ、ウェルビーイングな社会を実現することが切実に求められています。まさにこれから、環境・経済・文化・倫理など多角的な視点から「食の循環」を学ぶ農学部、そして「食と農による社会的イノベーション」をめざす農学研究科の存在意義が一層高まるにちがいありません。
      はまなすや今も沖には未来あり  中村草田男
    農学部・農学研究科のさらなる発展と光輝ある未来のあらんことを念じあげます。

  • 安藤 徹

    龍谷大学 初代農学研究科長

    伏木 亨

    Fushiki Toru


    人間の生活を意識した農学部に向かって
    農学部10周年、農学研究科7周年創設記念にあたって

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    安藤 徹

    龍谷大学 初代農学研究科長

    伏木 亨

    Fushiki Toru


    人間の生活を意識した農学部に向かって
    農学部10周年、農学研究科7周年創設記念にあたって

    いわゆる理系と称されるいくつかの学問領域の中で農学部は際立った特徴を持っている。この学部、研究科が意識するのは"人間の生活"である。生産量を飛躍的に増す研究ならば理工学の領域でもある。工業生産プロセスを改良するならば工学的センスが導入される。一方、農学部は"美味い米、美味い酒、美味しい肉や野菜"をつくりたいのである。この学部は消費者の笑顔を強く意識している。
    生産量や生産速度、経費など数字で表現できるものと違い、人間の喜びを定量化することは難しい。龍谷大学農学部、農学研究科の研究者たちは感性の定量化を意識し、食や料理を理系の学問分野に果敢に取り込むなど、画期的な成果を挙げてきている。農学の目的である人間の喜びの実現に肉薄する研究や教育のさらなる発展を期待したい。

  • 畑 雄一朗

    龍谷大学農学部同窓会 会長

    畑 雄一朗

    Hata Yuichiro / 2018年度卒


    農学部らしさ、10年の実りとその先へ
     
     

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    安藤 徹

    龍谷大学農学部同窓会 会長

    畑 雄一朗

    Hata Yuichiro / 2018年度卒


    農学部らしさ、10年の実りとその先へ

    龍谷大学農学部が10周年、農学研究科が7周年を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。
    私は農学部1期生として、仲間とともに真っ新な建物で新しい実験器具を使い、学びを深める日々を過ごしました。卒業後も節目ごとにキャンパスに戻り、学部が歩みを重ねていく中で、今日の「龍谷大学農学部らしさ」としてのカラーを感じられるようになったことを嬉しく感じております。

    これからの10年は、食と農をめぐる課題がますます重要になると考えております。その最前線で農学部が教育と研究を進め、社会に新しい価値を生み出してくれることを大いに期待しています。
    同窓会としても、卒業生と大学の架け橋となり、母校のさらなる発展を支えてまいります。