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アグリDX 人材育成事業

学生インタビュー

農学に興味をもったきっかけ

私は龍谷大学農学部資源生物科学科の3年次編入学試験を受験して、2022年4月に入学しました。実は龍谷大学に入る以前、アメリカのエドモンド・カレッジで2年半、農学の基礎を学びました。そもそも農学に興味を持ったのは、父親の影響です。父親が大阪でシェフをしているので、農家さんと触れ合う機会もあり、“食”と深くつながる農学を学んでみたい、食べ物はどのようにして栽培されるのかこの目で見たい、という思いが膨らんでいきました。

アメリカ留学を経験して気づいた日本の農業の素晴らしさ

自分で資金を貯めて、アメリカ留学を果たしましたが、残念ながらコロナ禍の影響でアジア系人種への差別が強まり、帰国することを決めました。改めて振り返ると、日本の外に出て気づいたのは、日本の農業の素晴らしさだったかもしれません。日本ではスーパーに並んでいる野菜も、直売所に運ばれるフルーツも、本当に綺麗です。キズやへこみ、たまにカビが発生している野菜が店頭に並んでいるアメリカとは、比べ物にならないクオリティです。遺伝子組換え作物を意味するGMOの問題もアメリカは根深いと感じました。

農学部が取り組む「アグリDX」人材育成事業への期待

日本の農業がこれまで培ってきた誠実さと、DX化を掛け合わせることができれば、日本の農業に明るい未来がくると感じています。日本の農業人口が少ないのであれば、日本人の消費に見合うDX化を考えていけばいい。またDX化は新規就農者や、若い世代の後継ぎだけのものではなく、農業の熟練者である高齢者の方々も取り入れられる手法を考え、実践できる範囲を広げることが重要なのだと思います。

「資源生物科学実習A」での高性能な自動操舵田植機、農業用ドローン等の最先端の農業用機械を実際に触れたり、実際の現場を知る企業の方や、農業経験のある方から直接話を聞く経験が、自分の興味の先にあるものを指し示し、視野を大きく広げてくれていると思います。


中田 正紀

中田 正紀(なかた しょうき)

龍谷大学農学部資源生物科学科3年次生

大阪府出身。大阪府 追手門学院高校卒業。アメリカ Edmonds Collegeを経て、2022年4月に龍谷大学農学部資源生物科学科入学。

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