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アグリDX 人材育成事業

資源生物科学科「資源生物科学実習A」
―「農業用ドローン」「高性能田植機」の作業風景を見学―

5月27日、龍谷大学瀬田キャンパス近くの農学部牧農場で、資源生物科学科の3年次必修科目「資源生物科学実習A」が実施されました。農業用ドローン、そして高性能田植機による作業を実際に体験し、先端技術を活用したスマート農業技術を学びました。

ドローンの先端技術により最適な栽培環境を追求

スマート農業に欠かせない救世主として、注目を集めている農業用ドローン。これまでの人力式散布機を用いた農薬・肥料の散布は身体への負担が大きすぎ、ヘリコプターを用いた農薬散布は費用がかかりすぎる、という課題がありました。しかし、上空から広範囲に散布することができる農業用ドローンを使えば、作業時間は人力の5分の1。ヘリコプターと比べて費用面の負担もかなり軽減されます。また農業用ドローンは農薬や肥料の散布だけでなく、農地のセンシングにおいても能力を発揮。搭載カメラを使って撮影・記録することで、作物の生育状態を詳細に把握することができます。ドローンの散布技術とセンシングを組み合わせることで、人間にとっても、作物にとっても最適な栽培環境を追求することができると学びました。

農業の未来を支える先端技術

高性能田植機の作業風景を見学。無人仕様ではリモコンにて始動。自動運転にて田植えを行う様子を目の当たりにしました。水田を自動旋回し、GPS・RTKによる高精度な測位によって無人にもかかわらずまっすぐに植え付けられる様子は圧巻でした。これら先端技術により、これまで経験に頼っていた田植機の作業操作が不要となり、熟練者と同じように就農して間もない農業従事者が効率的に農作物を育てられる未来を予感しました。

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