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Faculty of Agriculture

農学部

久保田 優

久保田 優
教員氏名
久保田 優(くぼた まさる) 教授
学位
医学博士
学歴
京都大・医学
専門分野
複合領域、生活科学、食生活学
その他
医師(小児科)

小児にとって適切な栄養とその評価

大きく以下の3つのテーマについて研究をしています。

(1)小児「肥満」と「やせ」の疫学的研究

小児の肥満は、現在日本を含め世界的な問題です。小児肥満は、成人期の生活習慣病発症の危険因子と考えられています。しかし、小児肥満の縦断的研究は多くありません。そこで、小児期(新生児期から思春期)の個々人の体格(身長・体重)からBM(I body mass index)を計算しその変化を検討しています。一方、「やせ」は女児において将来妊娠時に胎児の発育不良や早産をきたす可能性が大きいとされています。「やせ」についても肥満同様の縦断的検討を行い、可能な介入を考えています。

(2)小児の栄養評価基準の作成とそれに基づいた各種病態の栄養評価

栄養評価は栄養学の基本です。しかし、小児では成人と比べその基準値作成は十分でないのが現状です。現在までに、体格指標としてのWaterlow評価及び血清学的指標としての急性期タンパクや尿酸の小児期の基準値を独自に作成しました。この基準値を用いて、小児がん患者、重症心身障害児や低出生体重児の栄養評価を行い、これらの病態における栄養療法の意義についても検討しています。

(3)食物アレルギーの実態の調査

食物アレルギーは小児期だけでなく、思春期、さらに高齢者にも増加傾向にあると言われていますが、その実態は殆ど明らかになっていません。そこで、大学生や健康診断を受診した高齢者を対象にアンケート調査(一部、血液検査)を実施しました。その結果、ともに4%前後に食物アレルギー(疑い)が存在することを明らかにしました。

これらの研究は、多くの国内外の雑誌や学会で発表済みです。

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